松葉杖指導。理学療法士にとって基本中の基本。これができないととてつもなく周りから冷ややかな視線を浴びる。新人の頃は何もできないけど松葉杖指導ぐらいないできるでしょ?って先輩の圧が強い。
松葉杖指導は難しい。まずは指導中に転倒させることはあってはならない。また、松葉杖になることでその人の生活で不便になることの説明、天候に左右される自由度の理解、万が一転倒した際の転び方。簡単そうに見えるものこそ奥深い。と私は思っている。
そして、怪我人が多い病院でない限り松葉杖指導の機会は経験年数を重ねると少なくなる。
そう久しぶりに指導をするのだ。
運動が得意な人はちょっとの指導で難なくクリアできるが、得意でない人もいる。1歳から初めて獲得した歩行は成長とともに何も考えずにできる様になる。歩行は無意識で行うのだ。そんな人達に道具を使って歩けというのは、無理があることもある。
それを英語ver.で行うなんて…不可能だ。なんでそうなってしまったのか説明しよう。
私が勤めているクリニックはドクターの英語能力が高い。通訳を帯同させてくれれば診察やリハビリを受けることができるが、帯同なしで来る患者さんもいる。患者さん的には「多様化する世界で軽めの英語ならできるでしょ?Japanese」というスタンスでくる。普段はgloogle先生の翻訳機を利用してなんとかリハビリを行う。なので比較的、海外の患者さんも来院する。
ただ松葉杖指導となると。転倒のリスクが高くなるため両手を塞ぐわけには行かない。だが、英語なら勉強をしている!勉強の成果を出すときだ!と意気こんだ。
できない。
英語の勉強をして自己紹介はできるようになってきた。ただ、何かを使う方法の説明なんてまだ私のレベルには程遠かった。グッバイ、私の過剰な自信。ソリー、私に英語を教えてくれた先生方。
私ができた言葉は、「Please,rest」「wide space」「good form」「bad form」だけだった。でもこれでなんとか乗り切れた。そうなのか?そうと思いたい。
勉強して次回に備えよう。
①杖の高さは脇下の2横指下に合わせる
The height of the crutches should be about two fingers under the armpits.
②グリップの高さは股関節
Grip height is the hip.
③杖をつく場所はつま先よりやや外側
Place the crutches outside the toes.
④杖をつく順番は杖⇨痛い足⇨痛くない足
First touch is crutches. Second touch is injury leg. Finally touch is healthy leg.
どうだ!
また一つレベルアップしてしまった。
なんちゃって….
もっと簡単に説明できる方いらしたら教えてください。


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